深川で味わう、極上のフレンチフルコース、ブランシュネージュ (BLANCHE NEIGE)瀬川シェフの素晴らしい料理とワイン

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雪が解けて待望の春が北海道にやってきました。ゴールデンウィーク旅行しようということで、一昨年の夏と同じく、妹背牛温泉のコテージを予約しました。ごはんはついていないので、夜は近くにあるレストランブランシュネージュへ
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事前にワインの持ち込みを相談していて、どらちゃんに選んでもらったすばらしいワイン、シャトーラグランジュの2002年を宿のチェックイン前にお店にあずけました。どらちゃんから言われたとおり、3時間前に抜栓してくださいとお願いして。妹背牛温泉の宿に向かいます。
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妹背牛温泉は源泉掛け流しの加温もしていない、温泉ファンが喜ぶ本物の温泉。おまけに肝臓と胃に聞く飲泉もあって、お酒好きな人にはぴったりの温泉です。宿泊は2棟のコテージのみで、休前日は8名で18000円で、6名で泊まっても宿泊代は一人3000円で済みます。穴場のコテージで、ゴールデンウィーク1週間前に予約の電話を入れるとあいていました。
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事前の確認で、この日送迎車が運良くあいていて、妹背牛温泉からブランシュネージュまで送迎してもらいました。
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白が貴重なモダンフレンチな外観のレストラン、腕をふるうのはフランスパリ13区で二つ星レストランのオーナーシェフをしていた瀬川シェフとても楽しみ
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まずは、白ワインのボトルをお願いしました。ブランシュネージュお馴染みのロートレックのボトル。呑みやすくおいしいワイン。ル・ムーラン ヴァンブラン。
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いよいよ瀬川シェフのフルコースの始まりです。
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海の幸のサラダ仕立て、バルサミコとオリーブオイル たこ、ホタテ、北寄などとてもさっぱりとした味で食欲をそそる。きちんとおいしい前菜。
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パンは瀬川シェフの妹さんが深川でやっているお店で焼いています。おいしいパン。
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5種の野菜のスープ 前回もいただきました。今回もいただけてうれしいスープ季節により、5種の野菜は変わるようです。かぼちゃ、にんじん、たまねぎ、じゃがいも、長ネギの5種の野菜、しっとりすっきりとおいしくて、野菜のうまみがおいしい、上品な味わいのスープ。
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表面かりかり、中身はしっとりおいしいフランスパン
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海老とホタテのソテー シャンパンを煮詰めたソースと、伊勢エビを煮詰めた2種のソースがかかっています。さすが、名だたるフランスのホテルで腕をふるっていた瀬川シェフのソースすばらしい味わい。
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シャトーラグランジェ 2002 3時間前にあけてもらい、デキャンタージュしていただきました。カシスやフーケのような香り。グラスから離れていてもわかるすばらしいワイン。さすが、どらちゃんのワイン、状態も最高で飲み頃もぴったりということが香りをかいだだけで感じられました。
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シャトーラグランジェ さすが、ボルドーのメドック地区のワイン畑、しっかりとした葡萄で、熟成に適しています。
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瀬川シェフのお料理とのマリアージュが楽しみになるおいしいワイン、味わっていただきました。
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深川はお米処、地元の深川米ふっくりんこを選ぶこともできます。とてもおいしい。H2505a02218
海老とホタテのソテーのあとでサラダをいただきました。サラダにかかっている自家製のフレンチドレッシングが絶品、とてもさっぱりとした食欲をます味、くせになるようなおいしい味。大人な味わいです。
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豚肩ロースのプロヴァンス風トマトのエッセンス お肉料理はこの日3種類から選べました。鶏肉は若鶏もも肉のブリカッッセ・グランメール風どれもしっかりとしたフランスの田舎料理
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sapporoiがお願いしたのは、赤ワインと合わせたいと、牛スネ肉のブルゴーニュ風H2505a02214
赤ワインとの相性が抜群、なかなか味わうことのない本場の味です。赤ワイン煮込み、うれしいことに深川の道の駅でお土産で購入することができます。
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素晴らしいお料理とバランスを保つのはやはり素晴らしいワインということがよくわかりました。
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最後のソースもパンにつけていただきました。とても満足感のあるおいしい一皿。
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食後のコーヒーをいただきます。
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美しいドルチェが登場 洋なしとアーモンドのタルト、自家製バニラアイス、とても甘いパイン、洋なしのジュレにグレープフルーツ、いちごはとちおとめ
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とちおとめやパインの甘みと洋なしのジュレのさっぱり感がすばらしい取り合わせ。タルトを食べるとラムの香りがお酒好きにはたまりません。
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抜栓して、デキャンタージュしているときの香りすばらしかったという話をきいて、ささやかですが、ぜひ、どらちゃんに選んでもらったおいしいワインを味わって欲しくて、少しですが、グラスに残してきました。スタッフのみなさん、たまに札幌に来られるという話をきいて、ワインを教えてもらったどらちゃんを紹介しました。ぜひ、琴似を訪ねて欲しいと思いました。
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なかなかお会いする機会がない伝説のシェフと初対面、少し話しただけで、料理への情熱が伝わってくるすごいシェフ。また食べにきたいと思いました。
以下 経歴の一部をブランシュネージュホームページから引用
1974年
単身渡仏。Mr,ジャン・ルー氏(M,O,F,1978)に師事。ナントを始め、ロワール地方、南フランス各地で修業。レストラン「シャールバリエ」(エリザベス女王御用達3星レストラン)Mr,フランシス・トワソリエ氏(M,O,F,1976)「元帝国ホテル村上信夫総料理長の大親友でもある」に師事
1979年
ホテルド・クリヨン(昭和天皇御宿泊スーパーデラックスホテル)総料理長、ジャンポール・ボナン氏に師事1983年
ホテルソフィテル「レストランバロワ」料理長に就任、ブルゴーニュ地方マコン料理コンクールにおいて、全仏料理長部門3位入賞
1985年
ホテル「ホリデーインパリ」ヨーロッパ本店の副総料理長に就任、フランスで由緒あるニースのエスコフィエ料理協会本部より名誉大賞受賞
1987年
パリ13区でレストラン「LeSEGAWA」をオープンFIGARO紙を始め、地元紙から高い評価を得る。ジャック・シラク氏(元フランス大統領)も来店
1992年
帰国、100年以上の歴史を誇るフランスで最も権威のある料理協会より「フランスアカデミーディプローム賞」を日本人として最年少で受賞
1996年
レストラン「ブランシュネージュ」を旭川市神楽岡でオープン
2000年
日本文化振興会(名誉総裁六條有康殿下)より、国内料理界初
の国際アカデミー賞受賞、国際文化の交流、国際教育などの帰国後の社会的活動が高く評価される。芸術学博士号取得
2008年
深川市開西町2丁目にてファミリーレストラン「ブランシュネージュ」をオープン。
おいしいお料理と心のこもったサービスに深川にきてよかったと思いました。ご挨拶をしたところで、妹背牛温泉ぺぺルのお迎えの車、いろいろありがたさが一杯。
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すてきなお料理とお酒のあとは、源泉掛け流し、加温なしの本物の温泉、すてきな休日となりました。

ウェディング&ファミリーレストラン ブランシュネージュ (BLANCHE NEIGE)
深川市関西町2-8-38
0164-26-2880
10時~20時
火曜休み
http://blancheneige.biz/dish/