いつもお昼時にそのまま行くと、一杯で申し訳なさそうに断られることが多い、ｓａｇｕｒａに今回は、ちゃんと電話予約して訪問しました。お店の中は、みなさんとても笑顔で盛り上がっています。おいしいものを食べると自然と人間楽しくなるものだと感じました。迷いながらランチをたのみましたが、驚いたのはシェフの村井さん、背中にお子さんをおんぶしています。お子さんを背負ったままてきぱきとおいしい料理を作る姿に雰囲気も本格イタリアンと感じました。最初の前菜は安平町でとれたみずみずしいアスパラの中にとてもきれいな半熟卵が入った見るからに美しい料理で、口にアスパラをいれてかむと、ジューシーなおいしさが広がります。 
初めて聞く名前ですが、水草カレイというそうです。つい間違いかと思って聞き返してしまいました。瀬棚でとれたということで、食材は道産へのこだわりを感じます。とてもうまみの強く、身厚なおいしいカレイです。横のサラダは百姓ファームの野菜で、すごい新鮮、さらに驚きは水草カレイの上にのっているのが、珍しいアスパラの原種です。 
食べて見ると、普段のアスパラの食感とは違い、オクラのようなねばりけがある、何とも予想外の食感です。楽しませていただきました。
自家製パンをお皿に残ったソースにつけてきれいに食べました。
厚岸のあさりと瀬棚町の菜ばなのリゾット とてもおいしくて驚きます。スープの中においしさが溶け込んでいて、いくらでも食べたい味。 
毛ガニのクリームソース、北あかりのニョッキ ＋200円で選べました。これもおいしい、毛ガニの濃厚な味ともちもちのニョッキがよくからんでいて、とても贅沢な味わいです。ランチをお願いしましたが、リゾット、ニョッキとも取り分けて出していただいたのもとてもうれしい。 
この日のドルチェスライスしたパインがさっぱりアイスとクッキーの楽しい食感でぱくぱくと食べてしまいました。
ランチに＋300円で変更できたのが、由仁町畑さんのいちごと杏仁のパンナコッタつやつやしたとても立派なイチゴはお皿から離れていてもいい香りがただよってきます。品種も、「さちのか」という幸の香りそのまま納得してしまう名前のいちごです。村井さんが畑さんの農家に足を運んで生産現場をみてレストランでだしてくれる、おいしいとともに安心感も感じました。もったいなくて、最後にいちごを食べました。今まで食べたいちごの中でも一番甘く感じました。
最後にエスプレッソをいただいてしあわせな時間を満喫しました。今度はおいしいワインとともにいただきたいと思いました。 
調理