もろはくでいただいたのは、昨年5月に火災にあった福岡の旭菊酒造の大地です。旭菊酒造では蔵が焼失し、かろうじて出荷できた貴重なお酒しか飲めないそうです。とても飲みやすくすんなり身体に入るとてもおいしいお酒でした。日本全国見渡すと、日本酒に関しては大変な状況がいたるところにあることをもろはくでいろいろ気づかされました。
旭菊の大地を飲みながらいつも、楽しみな、もろはくの三種盛りのお通しをいただきます。
飲み口の良いお酒のあとに、どっしりとしたお酒が飲みたくなりました。出していただいたのは広島県の竹鶴です。熟成したウィスキーのようなどっしりとしたおいしさです。
いただいた竹鶴はかなりどっしりとしたうまみがある、パンチのある味でした。ラベルをみせて頂くと、平成18年の古酒です。おいしい日本酒を味わったという気持ちになりました。
カウンタに座って何気なく観ている植物が気になりました。
聞くと馬酔木だそうです。馬がこの木の葉を食べると酔ったようになるそうです。観ながら飲んでいて、酔いがすっかりとまわってきました。
馬酔木を観ながら竹鶴の古酒をいただいてすっかり酔いがまわったところで、隣の席では雄町の旭若松を燗で飲んでいました。燗とっくりからはなんともいい吟醸香、飲んで見たい気持ちになりましたが、今度の楽しみにと思い、お会計をお願いしました。
日本酒バー もろはく
011-232-0689
札幌市中央区南３条西６丁目 インフィニ桂和22ビル 6F
18:00～26:00(L.O.25:00)
日曜日定休 日・月連休時は日曜日営業、月曜日休み
※定休日として、日曜日の他に毎月1日不定休