宮城県日輪田美山錦純米酒 軽く〆に二杯ほどいただこうと23時頃すすきのの参醸倶楽部へ、まずはおすすめのお酒をいただきます。しっかりとしたボディのおいしい日本酒をいただきました。
この日は、平岸の高雄からのハシゴ酒です。
夏にぴったりのおいしいお通しをいただきながらメニューを見ると、余市のイカや、小樽のかまぼこなど、おいしい肴がいろいろ、聞くと、さきほど食べた高雄さんが車で余市まで買い出しにいってきたそうで、飲食店が共同で産地に仕入れに行って安く、札幌で提供してくれるという、エコな取り組みの恩恵を受けていることに気づきました。夜遅くまで営業し、朝早く買い出し、まるでアスリートのようだと一人感心してしまいました。
村祐 茜亀口取り 純米無濾過本生原酒 終電の時間が近づいてきて、おすすめの〆の一杯を店主にお願いするとぴったりなお酒を出してくれました。香りよく、まるでデザートのような甘口ながらお米のおいしさがしっかりと味わえるおいしいお酒です。カウンタの上のきれいな生け花の横にはゆめぴりかのお米の苗があります。前にあった苗はすすきののカラスにやられてしまったそうで、今度は大丈夫でしょうか?
しっかりとしたうまみの村祐に合わせて、肴にはとうもろこしの冷製スープです。これから旬のとうもろこし、最近は糖度が高い品種に驚かされます。参醸倶楽部の冷製スープ、甘みがちょうどデザートのようで、とてもおいしく、おからとともに村祐にぴったり。
壁の若山象風先生の書をみていると涼しげな響き、見ると、おちょこがチリンといい音を響かせています。産地を聞いたのですが、すでに酔っぱらいとなっていました。
時計をみると、すでに次の日になっています。24時10分に参醸倶楽部を出て、急ぎ足で地下鉄大通りへ24時19分の宮の沢行きにちょうど間にあいました。飲み放題付きのコースもあり、今度、宴会でコースを食べてみたいと思いました。
参醸倶楽部
札幌市中央区南4条西6丁目10-1
南4条通り(電車通り)沿い北側
寿司の及川さん 2階
電話:011-222-4646
定休日:毎週火曜、第二水曜
営業時間:17時~24時
(ラストオーダー 23時)