旬の味処どらちゃんで、岡山のぷりぷりの一年牡蠣や酒粕シチューに鳳凰美田

少し寒さもゆるんできたように思える、１月の終わり、晩酌を楽しみに仕事帰り、西区役所前の裏通りにひっそりとある、どらちゃんへ、お店に入ると、みるからにお酒が好きそうなお客さんで静かに賑わっています。どらちゃんの雰囲気はお酒好きが落ち着くお店です。

御湖鶴金紋錦純米酒２０１２すっきりとした酸がきいた、気品も感じるおいしい味、仕事帰りの一杯にうれしいおいしさ。

今日のお通しは卵焼き、絵画のような鮮やかな色合い、しょうががきいていて、食欲を増します。

みがきニシン煮付留萌のニシンを優しい味わいにしあげています。日本酒のすすむおいしさ

お刺身のおすすめ、岡山県の一年牡蠣をいただきます。牡蠣に合わせておすすめのお酒をいただきました。

鳳凰美田生詰髭判瓶燗火入れ純米吟醸酒亀粋米５０％栃木の小林酒造のおいしいお酒、初めていただきました。甘みがすっきり、きれがあり、飲み口が良くてすすみの早くなるおいしいお酒

岡山の一年かきぷりぷりのふっくらとした身がとてもおいしい、栄養一杯の海で育った牡蠣、とても一年ものとは思えません。もづく塩とゆずこしょう、レモンと三種で食べ比べ

鳳凰美田おいしく呑んでいると、大変ありがたいことに、カウンタ隣のお酒好きなご常連から新メニュー酒粕シチューのおすそわけ。酒粕には栃木の小林酒造、鳳凰美田の酒粕を使っているということです。きれいに盛りつけてもらい、食べると初めての味、酒粕が入ると、今まで味わったことのない別な料理のようなシチューです。どっしりしたおいしさ、ぽかぽか効果がすばらしい。シチューとお酒の相性がすばらしい。さすが、鳳凰美田の酒粕シチューと鳳凰美田のお酒の組み合わせ。

岡山の一年育ち牡蠣１０月解禁で２月くらいまでの味大事に食べてあと２つ、ワインをお願いしました。

フランスアルザスのワイン、牡蠣とぴったりすてきなマリアージュ、一緒になると、すっとあわさってすっきりと溶けていく感覚、ワインと、岡山の牡蠣同じ味わい。SOPICAステンの樽ならではの味わいが牡蠣とぴったり合うそうです。びっくりの取り合わせ、さすがどらちゃん、いつもながら驚かされました。

〆の一杯はウイスキーなかなか飲めないエドラーダワー、しばらくぶりの巡り合わせ、さすが、どらちゃんウィスキーの品そろえにあらためてびっくり。目の前にあるのは、どらちゃんマニアはぜひ家にはりたい、どらちゃんカレンダー
希少なエドラーダワー１９８９年、どらちゃんオープンの年のウィスキーアルコールの度数もすごい、口の中からすっと消えていくような、すばらしいおいしさ。

スコットランドで一番小さな蔵のエドラーダワー、ほとんど１０年ものしかみたことがありませんが、なんと１３年もののエドラーダワーです。おいしいウィスキーの味わいに、以前、ハイランド地方のエドラーダワーを見学したときに、ピートを一輪車で運ぶなどすべて人力の作業を思い出しました。

どらちゃんカレンダーの原画をみせてもらいました。このまま、ギャラリーで展示して欲しいクォリティ。一つ一つの作品に味わいがあります。２０１２年を思い出しながら鑑賞してみましょう。では、どらちゃんwebギャラリーです。原画がみたくなったら、ぜひお店でお願いしてみましょう。

すてきな作品をみながら呑む１９８９年のエドラーダワー、すっかりと酔いがまわってきました。

一緒にいただいたどらちゃん特製チーズ、蒸し鶏のうまみと５リットルわいんを煮て作ったそうです。このチーズ、エドラーダワーにぴったり。

おいしいお酒とお料理、すてきなどらちゃんの晩酌となりました。