豊平館は明治の優雅さを感じることのできる文化財


豊平館は明治13年に北海道開拓使直属の洋風ホテルとして開拓使直営工事によって建設されたそうです。中央区の北1西1に建てられていましたが昭和33年に市民会館を建設するために現在の中島公園に移設されました。現在は結婚式場として使われています。
昭和57年から5年間の大規模修理で創建当時のウルトラマリンブルーの爽やかな色合いの外観に修復されました。

館内は入館料無料で時間内見学できます。火曜は休みでお茶もできます。赤い絨毯がしきつまれて重厚な雰囲気をだしています。

館内には至る所に豪華なシャンデリアがつるされています。このシャンデリアは赤羽工作分局でつくられたそうです。

広間などにある牡丹唐草のカーテンとじゅうたんは西洋の技術を習得した西陣の職人さんによって織られたそうです。

札幌の中では数少ない明治の歴史を感じらる重要な建物でした。

豊平館
札幌市中央区中島公園1番20号
011-511-0985
9時~17時
第2火曜日休み(6~10月をのぞく)