さっぽろタパス2010で5片のチケットを手においしい、はしご酒


仕事の予定もあり、今年の参加はできるかなと思い、お得な前売りチケットは購入していませんでした。友人と急遽参加することになり、まずはバルコ札幌に急ぎます。ちょうどお店では川口さんが取材を受けていて、あいさつをする雰囲気ではなかったので、おとなしくチケットを持って地下鉄へ、東豊線で豊水すすきの駅に降りました。当日チケットは9片が売り切れで5片を購入3800円です。まずはタパスブックと地図をみてお店を決めます。

1軒目に訪れたのはBLANCです。お店に入るとちょうど2人分あきがあり、すんなりと入ることができました。タパス開始は18:40です。

白ワインはソビニオンブランです。

赤ワインもおいしくカウンタからみるワイン貯蔵庫をみながら、いただきました。

しばらくして出てきたのが、あつあつの揚げたての、仔羊と十勝マッシュルームのクロケットです。一口でほおばれるちょうど良い大きさで、きのこの香りが口いっぱいにひろがるおいしいタパスでした。

2軒目には友人のビールが飲みたいの言葉で、南9条のBeer Inn 麦酒停に18:55に到着、麦酒の王冠でできた怪しげな階段を降りて行くと、まだ、誰もいなくて、「いいですか?」とタパスのチケットをみせると、どこでもどうぞの声とりあえず席につきました。

膨大な麦酒の中から飲み物はここから決めてくださいという棚を見せられて、どれも飲んだことがないビールですが、VBをお願いしました。

オーストラリアの麦酒だそうで、こくもしっかりとしていておいしい麦酒でした。

これだけの品揃えはなかなかお目にかかれません、全部飲むにはすごい日数通わなければなりません。

出てきたお皿はとてもスパイシーなジャンバラヤでした。ぱらぱらなライスにスパイスたっぷりの味付けで麦酒によくあいました。

19時30分に到着した3軒目はyinzu(インズ)です。たのんだ飲み物は八角入りサングリア、爽やかな八角の風味が夏によくあうおいしい飲み物でした。

友人のミスターTさんは赤ワイン、姉妹店のさきほどのBLANCと同じ、おいしい赤ワインです。

でてきたお皿は、食べておいしくみためにきれいです。合鴨の腸詰めとコーンスープのフリット、コーンスープのフリットは何個でも食べて見たくなる印象的な料理でした。腸詰めはしっかりとしたうまみがあり、軟骨の食感もおいしくて、飲み物がすすみました。

4軒目のふじ川には20時に到着しました。3年くらい前別の友人に案内されて、藤川つとむさんがスペインに行っている間、実行委員長の川口剛さんがカウンタでマスターをしていました。次から次にスペインのおいしいワインがでてきて驚かされました。

出てきたお皿はトルティージャです。キッシュとは違うしっとりとしたおいしさで、聞くと、素材ごと調理をして、組み合わせるという手のこんだ料理だとわかりました。

スペインの赤ワインを飲みながらのトルティジャおいしい組み合わせです。

店主の藤川つとむさん、もう一皿は違うの出すよと陽気に話をいろいろしてくれて楽しくなりました。まぐろの煮こごり、これもとてもおいしくてお酒がすすみます。

タパスのチケットは早くも残り一枚となり、今年のタパス最後はニューアザリアさんでしめようと思っていたので、西に向かって友人と歩き始めました。酔っぱらいの意志は弱い物で、途中、菜もっきりやさんの前を通ると、日本酒を飲みたくなり、するすると店内に入り、タパスいいですかと聞いていました。カウンタでも奥の席でもどうぞということで、奥の席に腰掛けました。

なんとも雰囲気の良いお店で、メニューの日本酒をお願いしました。

友人はまんさくの花、受け皿からあふれ出るくらいのいきおいです。

大信州豊之蔵、うまみのしっかりとしたおいしいお酒です。

出てきたお皿はごーやの炒め物で、苦みが食欲に結びつきました。ちょうどつかれていた胃にききます。

もう一皿月こんにゃくの炒め物は、日本酒によくあいました。

おいしい料理に満足してお店をでました。家に帰る前、おいしいお茶を飲んで帰ろうと、楼蘭さんに向かいましたが、ちょっと遅くて閉店していました。札幌の楽しいイベントのさっぽろタパス、いろいろな人の協力で行えるこのイベントは今後も続けて欲しいと思いました。

さっぽろタパス 2010
http://www.sapporowalk.com