旭山動物園のモグモグテラスで蝦夷鹿の大きな焼売は大切な試み

旭山動物園を見る前に、お昼をモグモグテラスで食べようと、事前に席を予約していました。ちょっとした手違いがありましたが、すぐ、席に案内されました。

トレイを持ってどれをお願いしょうかと迷いながらも行く前から食べて見たかぅたスープカレーを注文します。
メニューの中で興味を持ったのは、増えすぎるエゾシカによる食害対策の運動成果を感じる蝦夷鹿とと行者ニンニクの大焼売でした。これもたのみました。

こどもプレート 700円
お好きな二品を選べて、デザートにパンとスープのついたセットです。

スープカレーにはチキンが一本に野菜がいろいろで思った以上においしくて満足感があります。蝦夷鹿と行者ニンニクの焼売もおいしく。楽しい気分になりました。

北海道では蝦夷鹿の増えすぎがかなり社会問題となっていて、知床の自然遺産も鹿に皮を食べられた木が大規模に枯れてしまったり、畑の農産物を食い荒らされたり、高速道路や一般道路の飛び出しによる交通災害までおこっています。ハンターも高齢化がすすみ、担い手がいなくなり早急な対策が必要な中、まずは蝦夷鹿を名物料理とする動きはハンターの育成にもつながるので大切なことです。旭山動物園や円山動物園に行くといろいろと啓蒙的な展示もあり勉強になります。

レストランの家具は上質な旭川家具です。高台にあって動物園や山並みを見渡せるロケーションです。窓を見ると普通に大きなとんびがとんでいました。食器をさげて、ついていた専用コインを入れると動物園の関係団体に寄付されるそうで、自然に寄付ができるおもしろいシステムだと思いました。