仕事が一段落した週末、夕食を外で食べることになり、伺ったのは京都伝統の懐石料理とおいしい旬のネタのお鮨をいただける雪峰です。お店の前に来ると、そのまま、札幌にいることを忘れて京都に小旅行でもしたような気分になります。店主の京都の料亭や洞爺ウインザーホテルで腕をふるった食通も納得の味を琴似でお得に味わえる貴重なお店、のれんをくぐりました。
まずは店主おすすめの日本酒をいただきました。石川県手取川正宗の吉田酒造、吉田蔵大吟醸です。丁寧できれいな造りを感じる旨口のお酒とてもおいしい。お料理はおまかせでいただきます。
あんきもの旨煮、めねぎとしょうががさわやかにのっています。このあんきも、普段食べる、ポン酢味ではなく、旨口に仕上げられていて、いただいた吉田蔵にぴったりの味わいとてもおいしくて、大事に食べました。
めじまぐろとしゃこ
めじまぐろは本マグロの子ども、おいしさたっぷり。今が旬のしゃこの足、以前狸小路かね松でここが一番おいしいと教えてもらった部分がでてきてうれしい。丁寧にきちんと剥いてありびっくり。刺身のつまの大根もきれいでおいしくいただきました。
標津産鮭児の塩焼き 今年初鮭児をいただきました。希少な鮭児をみて、日本酒も合わせていただきます。鮭児は全身大トロと呼ばれるお魚、うれしい焼き物です。
福島県有賀酒造の有の川純米造り、お米の旨味がよく味わえる、旨口のお酒、鮭児の上品なおいしいアブラにぴったりあいます。鮭児を食べて、お酒を飲むとおいしさがアップします。
蓮根煎餅、万願寺唐辛子の天ぷら、京芋の唐揚げ
蓮根せんべいのかりっとした食感、甘みがおいしい万願寺唐辛子うまさ、しっとりとおいしい京芋を、だしたっぷりの餡とともにいただきます。
3杯目にいただいたのは勝沼醸造アルガーノ甲州2007 和食にぴったり合う、旨味のある白ワイン京懐石にぴったりあいます。
おいしい京野菜を満喫して、白ワインをいただいていると、もう一品お椀が運ばれてきました。雪の文字がお店にぴったり。
聖護院かぶらのスープ蒸し、だしのうまみを吸った聖護院かぶら、すんなりと箸がとおりうれしいおいしさ、新鮮さたっぷりの旬のぷりぷりの真たち弾力に驚きながら飲むスープはとてもおいしい、底にはおいしい大きめのむかごが数個、味わってみるとほんわかする味、これは楽しいと、むかごの写真をとろうと残った一つをれんげで持ち上げると酔いがまわってきたのかシャッター切る前に床にころがしてしまいました。
人参のいぶりがっこと長芋の梅漬け、塩加減絶妙な、おいしい漬け物を肴にワインで〆となりました。なんとも、美しく、おいしい料理に楽しい時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございます。
食事の途中、何度か電話があり、店主に聞くと、大晦日のお鮨の予約だそうです。電話でhalfmoonの紹介を見たと聞いてみましょう。お得なお持ち帰り鮨のセットが1人前三千円で31日引き取り 12月20日まで受け付けですが早めに打ち切るかもしれません。クリスマスにも受け付けてくれるそうで、お祝いごと、にぴったりの華やかさのあるお鮨が味わえます。上の写真は2010年12月31日にわがままをいってお忙しい中お好みで作ってもらったものです。とても好評でおいしかったです。
家族のお祝い事、友人との忘年会、新年会、普段のちょっとしたご褒美のお食事や家族の夕食にもぴったりのとても美味しい琴似の雪峰でした。
鮨懐石 雪峰(SEPPOU)
札幌市西区琴似2条5丁目2-20彩都パレス1F
011-215-5541
ランチ 11:30~14時
ディナー 17時~22:30