ハーフムーン halfmoon blog

豪雪で大きな被害を受けた栗山の小林酒造、同窓会の昼食場所に錦水庵を選び、事前に見学を予約しておきました。

今日の見学のご案内は専務の小林精志さんが札幌のホテルでのイベントに行っていて、美しいかたが案内してくれるということで、みんなわくわくです。

文化財そのものの酒蔵を説明を聞いて維持管理の大変さが実感されます。維持管理するためにも、小林酒造のお酒をみかけたときはみんなでいただきましょう。

栗山に移転当時から使われている窓ガラスをみると、そこから見える風景はノスタルジックに見えてきます。

2010年10月1日から公開されるようになった4番蔵とてもアーティステックな空間でまるで現代アートの美術館のようで必見です。

歴史の重みを感じるディスプレイです。

冬に大雪で、壁に大穴が開いた部分もきちんと修繕されていました。歴史のある蔵は、維持管理だけでも大変なことが感じられます。説明の中でこの時話題になった雪で冷えた雪冷酒を火入れした愛の奇蹟まだあるということでした。

総秋田杉の香りのいい、清潔感のある明るい麹室からおいしいお酒のもとが生まれてくることが実感されます。

何度見ても、壮観な眺めの搾り装置

杜氏の潜り戸を抜けて、外に出ました。楽しい説明ありがとうございました。

今年の冬に壁にひびが入り崩落の危険が心配された蔵も鉄骨で頑丈に補強されていました。一安心ですが、ずいぶんと補修は大変だったことが感じられます。

壁がきちんと修繕されて、出荷を待つ製品が積まれています。

2011年2月の壁、このまま破壊が進んで崩落すると。貴重な文化財が消滅してしまうろころでした。残す判断大変だったのではと思いました。

倉庫を出ると美しいアーチが広がります。この風景が見られるのも、きちんと壁を直してくたためです。貴重な文化財を守るためにも、小林酒造のお酒を飲むことが大切だと思いました。

見学のあとはお土産を購入しようと北の錦記念館の試飲コーナーへ

雪冷酒を火入れした愛の奇蹟札幌では飲めない貴重なお酒も試飲できます。とてもおいしい。

愛の奇蹟、おいしくいただいていると、きれいな蔵人から「隠し酒がありますよ」とささやかれました。これは飲みたいと思い、ぜひ飲ませてくださいということで登場したのは。蔵元限定純米吟醸金魚ラベルです。優しい飲み口の美味しいお酒で。誰もがおいしいと思うのではと思う味です。

このとき、噂に聞いていた裏のお酒のことを話題にすると、「ありますよ」と試飲させてくれました。その名も手一杯裏純米大吟醸、試飲して、素直においしい、金魚ラベルの後に飲むと辛口のうまみがはっきりとわかります。香りの良さも段違い、１００％使っている吟風は４５％まで磨いている何とも豪華なお酒で濾過をせずもろみとともに瓶詰めされている純米大吟醸です。値段を聞いて、さらに驚きました。こんなにおいしいのに、同じクラスのお酒よりかなり安く、破格の値段です。さすが裏のお酒と思い、さっそくお土産となりました。購入時に裏取引が必要なこのお酒無事、取引成立で家までこっそりと持ち帰りました。

購入した、小林酒造の裏のお酒、2日後に泊まった宿の夕食時に裏取引をしてチェックイン時にレストランに預かってもらい、夕食時にレストランに持ち込ませていただきました。うにやほたて、かすべなど、海の幸にぴったり、一緒に行ったみんながおいしいというはずれることのない日本酒でした。

この日泊まった、うにやきのこの宿の方には記念日のわがままを聞いて頂きありがとうございました。手一杯、うににもぴったり、料理に良く合う飲み口のきれいな日本酒です。さて、裏のお酒をブログで紹介して、大丈夫かと身の安全を心配して、小林精志さんに確認をとると大丈夫とのことで一安心、このおいしいお酒、破格の安値で購入できるのですが、栗山の北の錦記念館でしか買えません、また、買うときには裏取引が必要です。24年3月末まで、小声で「halfmoonでみましたが、裏ものが欲しい」と行ってみましょう。車でないときは、ぜひ、そのおいしさを試飲して確認してから購入して欲しいと思いました。

行くたびに、発見のある楽しい、栗山の小林酒造です。北の錦記念館 4月～10月は10時～17時ですが、11月から3月までは16時に閉まるので気をつけましょう。

見学途中で見た美人柳の花のきれいさが印象的でした。
北の錦記念館
栗山町錦3丁目109番地
小林酒造(株) TEL 0123-72-1001
土曜・祝祭日の『北の錦 記念館』へのお問い合せは電話０９０－８６３２－６５３７まで
11月～３月末 10:00～16:00（冬期）
4月～10月末 10:00～17:00（夏期）
年末年始はお休み