昨年より36万人近い入場減となった2012年のさっぽろ雪まつり。入場人数は少ないものの、雪像も、お店も良いお祭りにどんどん成長している感じを受けました。大通8丁目大雪像会津鶴ヶ城 お城の下では福島物産展も開かれて福島応援のシンボルとなっていました。精密なお城の雪像は北海道テレビ放送と陸上自衛隊の力作です。
国際雪像コンクールは優勝は香港の「飛躍する龍」、準優勝はスゥェーデンの「スウェーデンのおみやげ」になったそうです。今回完成品はみることができませんでした。残念
スウェーデンの制作風景です。
市民雪像も丁寧な作品が多くありました。今年はかなり寒く、昼間の気温が上がらなかったことも作品にいい影響を与えたようです。雪像にも、大震災からの復興の気持ちが伝わるものがありました。
国際雪像会場のすぐそばには参加各国の屋台が国際色豊かに並んでいます。小さい頃は焼き芋が一番のごちそうでしたが、最近の雪祭りはいろいろ楽しめます。
雪祭り会場では美味しい道産酒も味わえて、お酒好きにも楽しいお祭りでした。
北海道新聞の2012年1月31日の朝刊を読むと、”とうきびワゴン、キヨスクが受諾”とありました。売り上げ減少が激しい、とうきびワゴンの運営を委託するそうで、やはり夏の大通り、炭火で焼いた焼きトウモロコシが食べれないと寂しいものです。
新聞によると味噌味などの開発検討と書いてありました。確か一昨年のオータムフェストで食べた円山ドリルのニューヨーク焼きチーズトウキビという粉チーズとレットペッパーたっぷりのとうきび斬新でした。来年新たな名物が生まれるのを楽しみにしたいと思います。まずは存続で一安心。
残念だったのは南極料理人の西村さんプロデュースの南極ラーメンが食べられなかったこと、来年も南極食堂あることを願います。
すすきの会場、いつも楽しみは氷の水族館ですが、すしざんまいの作品しかみあたりません。氷のバーもありますが、もっと工夫があるといいなと思いながら歩きました。来年子どもも楽しめるような展示を楽しみにしたいと思いました。
すすきの会場には氷像の初音ミクもありました。大通会場の初音ミク倒れて怪我ということもあり、来年度は安全性も重要になりそうです。
雪祭り最終日の12日にはkitaraで雪祭り協賛コンサートが開かれました。
キタラのオルガン奏者フロランガリエールさんの演奏です。うれしいことに1コインです。
選曲は私のような、音楽にうとい人にも楽しめる曲目でした。
アンコール曲も2曲も披露してもらいました。素晴らしい演奏と共に、素晴らしいオルガンとホールにあらためて札幌の宝物と感じたキタラです。
さっぽろ雪まつり 見事な雪像と共に、食も文化も見所一杯の世界に誇れるお祭りです。最終日、中島公園の温度計を見ると-10度、寒さを楽しみに変える北国の知恵がもりだくさん、2013年の開催が今から楽しみとなりました。
さっぽろ雪まつり2012