映画「舟を編む」真面目に打ち込むことの大切さ、4月これから新しい仕事に取り組む人におすすめの映画

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映画「舟を編む」、辞書を編集するという何とも、地味な作業がどんな映像になるのだろうと、気になっていたところ、試写会をみることができました。派手な場面が一切ない、淡々とした場面が続きましたが、2時間15分、飽きさせることもなく、一気にエンドロールまで引き込まれてみてしまいました。さすが2012年の本屋大賞原作三浦しをんさんの作品。
言葉の海の中で溺れる主人公を演じる松田龍平、主人公が恋をするマドンナに宮崎あおい、熱い情熱を語る先生役の加藤剛やベテラン編集者役の小林薫、先生の奥さん役の八千草薫、安心してみていられるすばらしい演技にじっくり映画の世界に入れました。特に、先輩社員役のオダギリジョーの演技はとても自然で、人間味が感じられ注目です。 sapporoiとしては映画全体の昭和な雰囲気が居心地よく、とても完成度の高いセットかもしれませんが映画に出てくる雰囲気抜群の居酒屋さんや、宮崎あおいさんが働く凛とした雰囲気の和食のお店にいってみたいと気になりました。
映画は辞書の完成や主人公の恋のゆくえを上手に描いていて。見終わってのさわやかさは、ハリウット映画にないものがありました。まじめにがんばることや、こつこつやること、ちょっと勇気をもってふみだすことの勇気をもらえる素敵な映画、4月から新生活でちょっと不安という人におすすめな映画でした。
映画舟を編む
舟を編む公式サイト
2013年4月13日(土)全国ロードショー