王香（オウシャン）でブッドジョロキアのおいしい辛さでまとめられた新ラーメン

仕事帰りに車で立ち寄ったのは石山通りにある老舗ラーメン店の王香です。2011年2月21日から新メニューのラーメンが登場するということで楽しみにしていました。初日の21日は混むかなと思って23日に訪問しました。のれんをくぐるといつもながら気持ちよく迎えてくれます。

定番のラーメンも魅力的ですが、やはり、気になるのは新メニューです。王香二代目木元的こだわり深旨味噌ラーメンとあります。これはどんな味だろうかと期待がふくらみます。
ここは生卵入りの月見香龍麺（ツキミシュンリュウメン）をお願いしました。
聞くとプットジョロキアはハバネロより辛いということです。店主さんも研究中に目にふんわりと来ただけでしばらく動けなくなったという強力なもので無難に1ブットでお願いしました。

目の前に登場の月見香龍麺は、背の高い器にきれいにもられて、思っていた以上に豪華な一杯です。食べる前から魚介の良い香りがして食欲をそそります。
味噌ラーメンをベースに食欲をそそる香味油ぶつ切りのチャーシュー、味わい深いメンマ、に立派なキクラゲ、きれいに切られたたくさんのねぎの上に魚介粉、ごま、細切りのとうがらしがすっきりとした辛さのブッドジョロキアでよくまとまっているバランスのよさを感じるおいしいラーメンです。

ラーメンからただよう、おいしい香りについて聞くと気さくな二代目店主さん、香味油を見せてくれました。きれいなえんじ色の油は、なんと鶏のぽんぽちに海老やイカを煮込んだということで、ぽんぽちのおいしい脂がベースになっていることに驚きました。店主さんの開発のまじめな苦労を感じるラーメンです。
帰りにポイントカードを始めたということでいただきました。老舗ののれんに安泰せずに、挑戦する姿勢にエールをおくりたい気持ちになる香龍麺でした。

帰り際にハバネロより辛いというブッドジョロキアをみせてもらいました。カウンタの上において、飛散すると大変なことになるということで厨房内での使用ということでした。
不思議と辛いスープは最後まで飲んでしまいました。きっとこの香辛料のすっきりとした辛さのためと思いました。ラーメンを食べてすっきりと汗をかいてこの日は銭湯に寄ってから帰宅となりました。辛い味噌ラーメンで仕事疲れも吹き飛びました。