1875年(明治8年)の屯田兵入植時に北海道開拓史から宮城県の入植者に支給された兵屋だそうです。保存状態はとてもよく、しっかりと補修されていました。
屯田兵屋にはスリッパで入ることができますが、冷え切った冬の屯田兵屋はとても冷たくて、当時の開拓の苦労をかんじさせます。家の中心のいろりが一番大事な、暖かみを感じるスペースであったことを想像させます。
断熱材のない障子で仕切られた家で寒さに耐えながら作業を進めた屯田兵の大変さを感じる貴重な史跡でした。
屯田兵屋から出て目の前には和食懐石の雪峰があります。この近くには、おいしいお店が多く並んでいるので、見学のあとの食事もいいと思いました。
琴似屯田兵屋跡
札幌市西区琴似2条五丁目
011-621-1988警備員詰所
9時から16時