地下鉄琴似駅から歩いて3分くらい、琴似屯田兵屋の向かいにひっそりとある雪峰さんに伺いました。きれいな白木の広いカウンタにすわると目の前には、見るからに新鮮でおいしそうなまぐろやとこ、ほっきやつぶが並んでいます。
お寿司と蕎麦のセットをお願いしました。カウンタに座ったので、店主さんの鮮やかな技をみているうちに、目の前にお料理が運ばれてきました。どれから食べようと迷いましたが、最初は苫小牧のほっきからです。とても甘く濃厚な味わい、いかはすっきりと新鮮でこりこり感の残る新鮮なものまぐろやかにもおいしくてすぐにおなかに入りました。
たこを食べようと口に入れる前に表面の細かな包丁の細工に見入ってしまいました。さすがにしっかりと仕事をしてあって、口にいれると柔らかくすぐにおなかの中に入ります。
お寿司の後でおろしそばをいただきました。これもするするとおいしく、そばの後はそば湯でシメます。
京風の懐石が楽しめるお店ですが、ちゃんと茶碗蒸しには北海道らしく栗の甘露煮が入っています。食べておいしい、納得のあじでした。
冷蔵庫には日本酒好きも満足のお酒がいろいろありました。今の季節のしぼりたて原酒もいろいろあります。特に八海山のしぼりたて原酒、越後で候や、月の輪純米生原酒など、料理にあうおいしいお酒がそろっています。北海道産のお酒も、栗山の小林酒造の冬花火などいろいろ味わえます。
お店の目の前には、北海道開拓の苦労が忍ばれる、琴似屯田兵屋が完全な姿で保存されています。
お昼も、夜も楽しめるいいお店です。特に洞爺のウィンザーホテルで腕をふるっていた店主の作る技を感じるお料理はどれもおいしくておすすめです。
鮨懐石 雪峰(SEPPOU)
札幌市西区琴似2条5丁目2-20彩都パレス1F
011-215-5541
ランチ 11:30~14時
ディナー 17時~22:30