平岸の隠れ家居酒屋高雄で宗玄とうなぎのきも、新政９０と炙りからすみ、南部美人と佐渡牡蠣と四万十川青のりのおでんに、いつもながらおいしい呑みすぎ

仕事の山を一つ越えて、一段落。おいしいお酒をちょっといただいて、家に帰ろうと立ち寄ったのは、平岸の隠れ家居酒屋の高雄です。平日の19時頃、ちょうどカウンタがあいていて、奥にすわりました。2杯と肴二品と思い、メニューをみると、どれもおいしそう、盛りだくさん。いただいたのは東北を呑んで応援するお酒、盃繋の南部美人の限定酒です。白衣を着た杜氏さんの笑顔のイラストが楽しい。呑むとおいしいお酒

この日のお通しは、とりだんごのつくね、厚揚げ味噌、なめことにらの和え物、まだまだ寒い札幌の夜にうれしい、つくねの暖かいスープ、とりのうまみがたっぷりに三つ葉のさわやかさがうまい。厚揚げ味噌の甘くピリ辛の味噌と青々としたのりの香りがよくあいます。なめこの小皿は食べるとぴりりとした鮮烈な辛さにびっくり、食欲が刺激されました。さらに細かくした挽き割り納豆がなめことよくあいます。

佐渡牡蠣と四万十川青のりのおでん 480円メニューでもうすぐおでんがおわりという文字をみて、これは食べようと、おすすめにあったこのメニューをお願いしました。たのんで大正解のおいしいおでん。
まず、器の中をみると、そのまま四万十川が再現されていてとてもきれい。ぜひ、夏に牡蠣のかわりに鮎でつくって欲しいメニュー。青のりとともに味わう、ぷりっとした希少な佐渡牡蠣、と関西風のきれいなだしで表現された四万十川、すばらしく絶妙な取り合わせ、このメニューとてもおすすめです。

炙りからすみ 600円今までいろいろからすみを食べましたが、これほど、大きく厚く切って提供するからすみは初めてです。とても豪華な肴となりました。思わず二敗目の日本酒をいただきます。炙りからすみによくあう日本酒ということで、驚きの日本酒をいただきました。

新政純米酒平成23年９０％最初、ラベルをみて９０の数字に、限定90本すごいと勘違いしてしまいました。聞くと、精米が９０％のお酒

呑むと、うまいどっしりとしていながら、まろやかなおいしさ、雑味が一切感じられない感動のお酒。おいしいお酒にすっかり9割削っていると思い込みました。

おいしいお酒に酔いが急に回ったのか、からすみで春のチューリップを表現してみました。厚切りの炙りからすみにぴったり、口の中でお酒と合わさると、うまみがとけだすような感じです。

メニューをみていて、うなぎメニューが気になりました。高雄のうなぎは築地直送、熊本産の生ウナギを使っています。うな丼で1100円と、びっくりの価格、完全に原価割れでがんばっています。この日はうなぎの肝わさびをお願いしました。週に二人前しかできないレアなメニューがあって幸運

熊本産うなぎの肝わさび 690円希少なうなぎの肝、とてもおいしい。爽やかな味わい。いろいろな食感も楽しい

宗玄無濾過生うなぎの肝わさびに合わせていただきました。爽やかな味わいのうなぎの肝にぴったりのお酒、うまみどっしり、さんがしっかりとても骨太感のあるすごいお酒。

宗玄とうなぎのきも、新政９０と炙りからすみ、南部美人と佐渡牡蠣と四万十川青のりのおでん、どれもすばらしい取り合わせにうれしくなりました。

お店に入るときは、2杯と二品と思っていたのですが、いつもながら自然に三杯と三品に、ついつい呑まさってしまうおいしい高雄でした。