旬の味処どらちゃんで、うまさ満点、播磨の雫の牡蠣を使ったかきづくし7品、若狭の早瀬浦、東洋美人山廃と煎酒煮の牡蠣のおいしさ
猛吹雪の合間、家に帰る途中、どらちゃんに緊急避難しました。外の厳しい寒さと風から一転、お店に入ると別世界、お酒を楽しむ空間にほっとします。
おすすめのお酒をいただきました。お酒に詳しいどらちゃんでは、聞くのが一番、早瀬浦純米霞酒浦底、若狭の漁師町の蔵のお酒、ブルーの瓶にラベルの赤い鯛がいきいきとしていて、なんともかっこいい。おちょこに注ぐと、名前の通り霞がかかっていてきれい。見た目の霞のお酒のイメージとは違い、とてもすっきりさわやかな呑み心地、一杯めにぴったりきました。
お通しの煮込みをいただきながらメニューをみながら、またまた、たくさんのメニューに迷います。今日のおすすめを聞くと、とても幸運なことに、牡蠣料理がいろいろ用意してあるということで、牡蠣をいただくこととなりました。
牡蠣づくしその1 ムール貝をたっぷりゆでたエキスの煮こごり牡蠣 栄養満点、元気のない時に食べると一気パワフルになりそうな一品、播磨の牡蠣とてもぷりぷり、すごい出汁とミネラルの詰まったおいしい煮こごりに包まれて、うまみ倍増でした。
牡蠣づくし その2 油でソテーした牡蠣を藻塩で食べる。香ばしい香りが食欲をそそります。見た目にもこんがりとした牡蠣はおいしそう、口に入れると、とてもジューシーなうまみで口の中が一杯になりました。
牡蠣づくし その3 かきふらい どらちゃんのかきフライ、今まで食べた牡蠣フライの中でもベスト1のうまさ、かきは揚げるとおいしいということが実感させられました。おしょうゆをちょっとかけていただきます。
牡蠣フライにあったお酒をリクエスト 選んでもらったのはどらちゃんでハーフボトルで呑むことができる白ワイン、さすがにぴったり。とてもうまい。
牡蠣づくし その4 牡蠣のブリュレ どらちゃん風 琴似のフレンチプロスペレアンサンブルの名物メニューのどらちゃん風のアレンジ。宮城の海苔、播磨の牡蠣、生クリーム、にんにくなどが油で炒められて、とてもいい香り、牡蠣と海苔の相性がすばらしく、とてもうまい。牡蠣のブリュレ、すばらしい味、このお料理を食べに、琴似に来て欲しいと思えるような。琴似名物と呼んでもいいような料理でした。
牡蠣づくし その5 牡蠣の油漬け とても好きな味です。小さい頃おやつ替わりによく牡蠣のオイル漬けの缶詰をたべていたことを思い出しました。どらちゃんの油漬けは、素材の牡蠣もすばらしくて最高な味わい。
牡蠣のオイル漬けに、合うお酒をもう一杯お願いすると、とてもおいしい赤ワイン、きれいな赤とオイル漬け、相性ぴったり、とてもおいしい
牡蠣づくしその6 牡蠣の赤ワイン煮 播磨のぷりぷりの牡蠣を赤ワインと砂糖、オイスターソース、お正油で煮た、どらちゃんならではの和風な味わいの赤ワイン煮、もちろん赤ワインにぴったりです。
東洋美人限定山廃仕込み槽垂れ 牡蠣料理のフルコース、いよいよ次がしめです。紅白歌合戦ならSMAPやさぶちゃんが登場と聞いて、もう一杯、〆のお酒をいただきました。生産数の少ない限定酒、人気もあって、なかなか手に入れることのできないお酒、さすがどらちゃん、いいお酒が揃っています。東洋美人の山廃はまろやかな酸がうまいお酒
牡蠣づくし その7 煎酒で煮た牡蠣と煎り酒
煎り酒で煮た牡蠣は日本酒にぴったり、江戸時代から使われていたという古くから調味料、ちょっとずつ食べてお酒をのむのが楽しい肴
どらちゃんの煎り酒は、お酒は、こだわりの蔵の上喜元を紀州の梅干しを入れて半分まで煮詰めて造るという何ともこだわりの調味料、貴重な原液をのませてもらうと、今まで味わったことのないうまさ、これはすごいと思う味
いろいろな料理で水っぽくならないすぐれものの、播磨の牡蠣、料理にした時のうまみがすばらしい。どらちゃんで味わえるのも今年はあと少しです。この日はたまたま、どらちゃんの牡蠣づくしにめぐりあえた幸運な日となりました。
旬の味処どらちゃん
札幌市西区琴似二条6-1-30 メゾンド千代田琴似1F
011-614-1999
17:00~23:30 祝日は22時まで
日曜日休み
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