南3条界隈にあるガンボウロックス


このお店のマスターのいた米風亭、バナナボートと通い続けている南3条界隈に詳しい友人に連れられて入ったのは三条三松ビル地下にある、ガンボウロックスというお店です。店内は、広いくつろげるカウンタに、いい音で流れるミュージックビデオと、いかにも、レトロな酒場という雰囲気でなごみます。
ガンボウロックスのロックは音楽好き、もしくは、酒のロックかと思いましたが、地名だそうです。


焼酎のロックを所望して、出してもらったのが一燈照隅のロックです。初めて飲みました。マイルドで飲みやすく、熟成感のあるいい芋焼酎だと思いました。さっそくこのお酒の醸造元を調べてみました。

—————————- 以下 小正酒造のHPから引用
一燈照隅(いっとうしょうぐう) ・・・
天台宗の開祖にして比叡山延暦寺を開いた最澄の 「山家学生記」に
「国宝とは何ぞ。宝は道心なり。道心ある人を名づけて国宝となす。故に古人言う。
『経寸十枚、是れ国宝に非ず。 一隅を照らす、此れすなわち国宝なり』」

という一節があり、これが「一燈照隅」という考え方が文献として残っている最古のものと
言われています。

近代になり、「平成」の年号の名付け親として著名な安岡正篤氏がこの最澄の言葉を引用し、「暗黒を嘆くより、一燈を点けよう。先ず、我々の周囲の闇を照らす一燈になろう。微かなりとも、一隅を照らそう。
手の届く限り、到る所にわが燈明を連ねよう。一人一燈なれば万人万燈である。
日本は自ずから明るくなる。是れ一燈照隅・万燈照国である」という言葉を残しています。
多くの政治家の師として仰がれた安岡氏の思想の基本、それが「一燈照隅」であったと
言われています。
——————— 以上引用

しばらくしてでてきたお通しはかなりの量です。じっくり煮込まれてうまみがたっぷりしみこんでいました。

このお店はカウンタ奥に分厚い立派な鉄板があり、鉄板焼きが名物だそうです。さっそく焼きそばをいただきました。とても細い麺のかつおぶしたっぷりのうまみがある焼きそばで、焼酎によくあいます。

バーということで、お酒はいろいろそろっていました。この日は結構飲み過ぎて、〆の一杯にさっぱりと白ワインを飲みたくなりました。

白ワインのおともにたのんだ、ホワイトアスパラさっぱりとしたいいおつまみになりました。

いい音楽をききながら、ゆっくり飲めるお店、マスターの話も面白くて、また、立ち寄りたくなるお店でした。

ガンボウロックス
011-251-6506
060-0063
札幌市中央区南3条西5丁目三条美松ビル B1F
20時~4時くらい