2010年余市のニッカ蒸留所で世界一に輝いた竹鶴21年

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余市のニッカ蒸留所では、現在、今年のお酒を蒸留していました。石炭で蒸留するウィスキー蒸留所は本場のスコットランドでも数少ないということです。余市ニッカ工場では1934年の創業からずっと石炭でウィスキーを作っているそうです。
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釜の中には赤々と燃える石炭がくべられていて、5mほど離れていても熱気を感じました。
ふと、小学校の頃のストーブが石炭ストーブで、石炭当番という教室まで石炭を運ぶ係があったことを思い出しました。家にも石炭小屋があり、当時はストーブをつけるのにも大変であたたまる迄に時間のかかったことを思い出します。
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麦汁からもろみを作る工程はステンレスタンクの中です。このへんはビールと共通する作業です。ノンアルコールビールは麦汁から加工されるようです。
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ピートをもってみると軽くて驚きます。最近では材料の輸入先でピートでいぶした材料を輸入することが多いようです。
h2012a5171すすきのの交差点でみかけるキングオブブレンダー、ヒゲ男爵のモニュメントがありました。
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樽での熟成の様子がわかる0年、5年、15年の展示、匂いをかいでみると、年月の大切さがわかります。
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ウィスキー博物館の奥にあるバーでウィスキーを飲みました。
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竹鶴21年 受賞記念のお祝いで1杯300円という原価で飲むことができました。口に含むとしあわせな気分にさせてくれます。さすが、世界一のウィスキーと納得の味です。
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このときは、竹鶴21年を飲んだ人には余市の原酒10年が1杯サービスというなんともお得でした。
飲み比べると、竹鶴21年のおいしさがきわだちますが、ふだん飲むには十分おいしいお酒です。
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竹鶴の35年も飲みたかったのですが、瓶だけながめてきました。
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余市蒸留所で初めて出荷された第1号ウィスキーがてんじされていました、瓶の中のウィスキーが年月で減っています。
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試飲コーナーに移動しました。最初にブレンデッドウィスキーの鶴17年をいただきました。
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次に余市10年をいただきます。だいぶ酔いもまわってきました。
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余市10年の肴にニッカの黒ラベルが入っているウィスキーチョコレート(200円)を買いました。なんともビターな大人の味のチョコです。
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最後はデザートかわりのアップルワイン、余市と言えば林檎、地元を感じさせるお酒です。
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北海道にいながら、スコットランドの風景を感じさます。ほろ酔いで歩いてすぐの余市駅からJRにのりました。

余市ニッカ蒸留所