小樽市民の温かい手作り感溢れる小樽ゆきあかりの道


冷え込んだ土曜日、札幌駅からJRにのって30分ほどで小樽に到着しました。小樽駅からまっすぐおりていくと旧手宮線の小樽ゆきあかりの道会場ではボランティアスタッフによる補修作業が懸命に行われていました。

16時半頃小樽運河会場をみると小樽運河に浮き球を浮かべる作業が行われています。寒い中ご苦労様です。

まだ早い時間でビールをのみながら日暮れを待ちます。小樽ビールのビアホールから運河会場をみていると17時すぎにはあかりがきれいにともされてきました。かぜが強く、消えたろうそくへの点火が大変そうです。

お店を出ると、すっかりと陽は沈んで、ろうそくの灯りが揺れていました。

会場はいろいろな国の人がたくさんいて、国際的なお祭りという感じがしました。

普段、片付ける一方の雪もすべて芸術作品になっていました。

小樽運河の水面に反射するろうそくの灯りはとても幻想的な風景です。

旧手宮線会場には名物の雪のトンネルがありました。

雪のトンネルを抜けると雪あかりの花がたくさん咲いていました。

ふくろうや小枝につるされた手作りワックスボールの灯りがとてもきれいです。

ここでサッポロビールのアイスバーを発見、ホットワインをいただきます。以前、ここのワインを飲もうとして滑って転倒して飲めなかった経験から慎重にこの日はお店の中で飲むことにしました。

赤ワインにカシスリキュールを入れたホットワインは300円でした。透明度の高い氷のテーブルはきれいでした。

バーを出ると巨大なサッポロビールのジョッキが登場します。きんきんに冷えている様子が表現されていました。

かぜが吹くと消えてしまう灯りに、ボランティアスタッフは懸命に火をつけているため、きれいな灯りを楽しむことができました。ありがたいことです。

雪だるまのひな祭りです。不思議とあたたかい気持ちになりました。

マフラーを巻いた雪だるまをみると、何かお地蔵さんと共通する敬いの気持ちがでてきます。

会場途中のテントではワックスボールの製作をしていました。1Kほどの重い風船を何度も何度もパラフィンの中に上げては下ろす作業を繰り返すそうで、大変さ作業だと思いました。

小樽市民の温かい気持ちとそれを大切にみる世界の観光客が大事に育てている美しい世界でした。また、次もみたくなる小樽雪あかりの道でした。

小樽雪あかりの道 2011年2月4日~2月13日 17時~21時