年末においしいお米を食べに、友人達と石狩沼田のほろしん温泉ほたる館にいきました。玄関にはおいしいお米の文字があります。
ちょうど、露天ではりんご風呂です。地元江部乙産のりんごが多数浮かんでいました。渓谷をみわたせるお風呂にりんごという豪華な取り合わせです。
この日は、宿に無理をいってスノーシューをお借りしました。3年ほど前に宿泊したときにもわがままを言わせてもらって、スノーシューを借りてもらったのですが、ご苦労をおかけして申し訳ありませんでした。
特にコースは決めていなかったのですが、今回はホロシンダムに向かって歩きました。
ほろしん温泉すぐそばの川は黄色く濁っています。
よくみると鳥が水面を優雅に飛んでいました。みているうちに先発のスノーシューはずいぶんとすすんでしまいました。
ダムに到着すると、遙か遠くに鉄橋の跡を発見、目的地をその鉄橋に設定し出発です。
新雪の上を歩くのは、少し大変ですが、楽しいた意見です。
ホテルをでて40分ほどで目的地の幌新ダムの赤い鉄橋に到着です。
ちょっと戻り、ここで、友人に用意してもらったホットワインで休憩しました。
温めた黒葡萄のワインに、レモンとはちみつが入り、シナモンスティックとともに飲みました。
スノーシューを脱いでくつろぎの時間です。さすがホットワインです。冷えた体が一気に温まりました。
赤い鉄橋に別れをつげて宿に出発です。北の夕暮れは早くて、15時には少し暗くなってきました。
途中の景色をみているだけで癒されました。
往復2時間のスノーシュー、とても楽しい体験でした。さっそく部屋に戻りビールを飲んでくつろぎます。お風呂に入ってしばらくすると夕食の時間となりました。
この日は、8950円の宿泊でしたが、わがままを言って、以前印象に残った白いご飯の釜飯をメニュー入れてもらうようにお願いしていました。
かまの底には沼田のお米北のほたるがあります。お願いのしかたが悪く、ごはんが少なめで、友人達は残念がっていました。
この日は山の手の地酒屋醸で購入した日本酒を3本持ち込ませていただきました。一つ目は志太泉 蔵出しいちばんをあけました。静岡酵母NEW-5で作られたこの日本酒はとてもフレッシュな飲み口ですぐにあいてしまいました。
料理は凝ったものが多く、手打ちそばの上に梅干しや煮物がのった大皿や洋食、中華、お刺身と満腹になりました。
中華もおいしくお酒がすすみます。
2本目にあけたのは 長野県の明鏡止水 初しぼり 日本の冬 という長野のお米と長野の酵母でつくられたおいしいお酒です。料理にもよくあういい日本酒でした。
鉄板では地元の牛が焼き上がりました。
どんと、大きなたらいででてきたのは、手打ちのざるそばです。日本酒とともにおいしくいただきました。
おそばをいただいているうちにごはんがたきあがりました。炊きたてのごはんはおいしいのですが、少し少なめの量が友人達には不評でした。今度お願いするときは、このごはんをメインにしてもらうようにお願いしなければと思いました。
あげたての天ぷらが運ばれてきました。温かいメニューはどれもできたてでおいしくいただきます。
奥播磨純米おりがらみ うっすらと濁ったきれいなお酒です。醸さんでこれを最後に飲んだ方がとアドバイスされたとおり、3本目にあけて正解のどっしりとした旨みのあるお酒でした。用意した3本の日本酒はどれも好評で、醸で選んでもらってよかったと思いました。
温かいおそばが登場しました。とろろとおくらじゅんさいも入った贅沢なおそばです。とてもおいしいと思いました。
よくつかった、茄子漬けをいただき日本酒がすすみます。
デザートも凝ったおいしいものでした。他にもいろいろ出て、9000円を切る金額でいろいろ食べて申し訳なくなりました。
次の日は快晴でした。朝風呂は気持ちよくまた来たいと思いました。
冬は、静かな景色と地元のおいしい料理、応えてくれるサービスとがうれしい宿でおすすめです。
ほろしん温泉 ほたる館
沼田町字幌新377番地
0164-35-1188