琴似本通りからは黄色い看板が目印の雪峰、歴史ある琴似屯田兵屋の向かえにあります。12月12日オープン記念日、琴似にオープンして2周年を過ぎ琴似にしっかり根ざしたお店と感じます。サミット会場となった洞爺ウィンザーホテルで腕をふるった店主の和食の味が琴似で味わえてうれしいものです。来年3周年は何かお祝いイベントがありそうで楽しみにしたいと思います。
神聖純米吟醸 店主修行の地、京都の地酒神聖、京都伏見の創業1677年の古い蔵です。旨味のある辛口すっきりとしたお鮨にあうお酒です。
この日のお通しは、なまこ酢です。輸出が大人気のいぼがしっかりしたなまこ、アワビより高価で、なかなか口にすることができないところに、登場してくれてうれしい。
つやつや、まろやかな酢でしめられていて、柔らかく作られていてちょうど良い歯ごたえおいしい一品でした。
酒盗とクリームチーズ白菜の若芽 きれいな一皿にはお酒好きにはたまらない酒盗が上品に盛りつけられています。白菜の甘みとクリームチーズと酒盗の取り合わせは日本酒にぴったりで、さらっと呑みやすい神聖すぐ空いてしまいました。
北の錦 北斗随想純米吟醸生しずくどり 栗山の小林酒造、北斗随想の限定酒がメニューにあってお願いしました。とてもフルーティーな呑みやすくおいしいお酒。北海道米の吟風を使っている、純粋な北海道の地酒です。
赤魚の刺身 歯舞産 鮮度がとても良くこりこり感がすごい、赤魚がこんなにおいしいと初めて感じました。
たこ刺し ゆで加減がちょうど良く絶妙塩をつけていただきます。特徴のある塩を見て、店主に聞くと、高級塩の白銀の塩、小林酒造専務の小林精志さんが、かばんにいつも入れて持ち歩いている姿が浮かびました。白銀の塩と美味しいたこの取り合わせに、北斗随想のしずくどりすぐにあいてしまいました。
秋鹿純米吟醸 おいしいお酒についつい、わがままを言って、日本酒にそのままあわせてもおいしい、うまみを感じる白銀の塩を肴にいただきました。
秋鹿純米吟醸 大阪の地酒、お米から丁寧に作っていることが感じられる、きれいなお酒、秋鹿酒造のお酒は春のすけでへのへのもへじを飲んで以来です。なかなか置いていない稀少なお酒をおいしくいただきました。
まぐろ 軽く握っていただきました、おいしいまぐろを食べて、一気にお鮨の世界に入ります。
真鯛 ちょうど口の中で柔らかくぱらけていくのがわかります。うまみのある鯛とてもおいしい。
松前産やりいか 縦に入った包丁がきれいなやりいか、しょうがもきいて口の中でおいしさが広がります。
こはだ さっぱりとおいしい おいしいこはだにすっかり満足となりました。
厚焼玉子 すり身の入っていない卵とお砂糖で作った玉子焼 お店によって違う、玉子焼きを食べ比べてみたくなります。雪峰の玉子焼は柔らかなふんわりとしたおいしさです。
お茶をいただき、幸せな気分となりました。お茶を飲んでいて気づいたのは湯飲みの形がとても良く手にしっくりと馴染んで飲みやすい、いい器でした。
新年は札幌市中央卸売市場が開く1月5日からの営業開始だそうです。おめでたい料理は新年会にもぴったりな雪峰はカウンタ8席、個室もあって家族や親族のお祝いにもぴったり。
鮨懐石 雪峰(SEPPOU)
札幌市西区琴似2条5丁目2-20彩都パレス1F
011-215-5541
ランチ 11:30~14時
ディナー 17時~22:30