2012年1月11日に行われたキタラ見学ツアー、冬休みkitaraを探検してみよう!のイベントに家族で参加しました。普段あまり訪問する機会がないのですが、この日は一般ではみることのできないキタラの裏側をみせてくれるということで楽しみです。受付で料金一般500円、中学生以下300円を払います。
まずは小ホールで、ベートーベンさんが説明をしてくれました。年は240歳近いそうです。
小ホールの楽屋です。開演前の緊張感が伝わってきます。
楽屋のいす、反対側にはたたみの間がありました。和服に着替える時など使うそうで、クローゼットも長い服がすっぽり入るようにと、とても高さがあります。
小ホール横の調整卓、照明やアナウンスなどコントロールするそうです。入り口の混み具合もここでチェックするそうです。
小ホール横のピアノ庫には4台のピアノとともにチェンバロが保管されています。ピアノもチェンバロもとてもデリケートだということで、湿度、温度が厳重に管理されているそうです。
楽屋には窓があって中庭の景色をみることができます。中庭があることで楽屋に窓を設けることができたそうで、設計者の想像力は素晴らしいと思いました。
小ホールの2階に移動しました。このライト北大農学部にも同じ形のライトがあるそうで、今度比べてみたいと思いました。kitaraにはいたるところに、札幌の歴史がちりばめられています。
小ホールを出て玄関ホールへ、玄関ホールの石畳は札幌の町を表しているそうです。
ホールにも巨大な安田侃さんの彫刻があります。キタラの景観に良く馴染んでいます。安田さん、彫刻で音楽をあらわそうとしているそうで、音楽、イタリア、いろいろな共通点があるようです。
大ホール入り口の門の床面は指揮者の動きを表しているそうです。
この日、キタラの大ホールステージには、モーツアルトとベートーベンの顔ハメが登場し、参加者の楽しい顔ハメ写真をプレゼントしてくれました。
その場ですぐプリントアウトしてくれました。ありがとうございました。
大ホール裏の楽屋は広くとてもきれい。kitaraは裏側もすてきです。裏側の床板も道産木材ということで、木へのこだわりがしっかりと感じられます。ピアノ搬入口の床材は15年を経過して張り替えたということでとてもきれい。
楽屋には札幌軟石の壁のカフェスペースもありました。ついつい札幌軟石のうんちくを語ってしまいそうなカフェです。
全館禁煙のkitaraですが、カフェスペース奥の部屋だけ喫煙可能だそうです。コンサート前のミュージシャンがここで一服するそうです。
大ホールのピアノ庫にはピアノが4台それぞれ特徴のあるピアノだそうで、メーカーの違うピアノがそろえてあり、音質や好みで演奏者に使い分けられているそうです。
指揮者の控え室も広々、シャワーやトイレもあり、ホテルのようです。
控え室の横には応接間もついていました。楽屋に窓があるのが特徴です。
控え室はステージのすぐ裏にありました。利便性の高い作りです。大ホールの客席はその形が葡萄棚に似ていることからヴィンヤードと呼ばれているそうです。
kitaraのお宝といえば、立派なパイプオルガン、ステージから見上げるとその巨大さが良くわかります。このオルガンにはデザイン上の装飾パイプがついているそうですが、ここに不思議なミステリーがあると聞きました。
フランスのストラスブールの工房で作られたオルガン、真下からみると丁寧に作られていることがよくわかります。
演奏卓には不思議なボタンが左右にたくさんついています。このボタン操作で音色を変えることができるそうです。
2Fのテラスからは豊平館がみえます。テラスのてすりは豊平館のベランダを模しているそうで、いたるところに札幌の歴史を取り入れていることがわかりました。
見学のあとにはおいし]]