小樽水族館で11月2日に行われた、ホッチャレから生命の循環を学ぶバックヤードツアーに参加しました。
まずは鮭の死骸がまるまる一匹、長時間かけて自然な腐敗を再現した迫力のホッチャレ水槽へ、死骸のまわりには小魚が泳いでいます。
ほっちゃれとは、北海道弁で「放っちゃれ」からきていると説明、小樽水族館の古賀さんからわかりやすい説明
太平洋のいろいろな栄養を身体に入れた鮭の死骸は、虫たちの栄養になり、さらには虫を食べる小魚の栄養になります。
ホッチャレ水槽には小魚がたくさん、水槽のふたは密閉されています。あけると大変な匂いがたちこめるそうです。
ホッチャレ水槽の上にあるのは川魚のペーパークラフト、かなりリアル手前はヤマベ
手書きのスケッチで鮭を通した食物連鎖を学びます。
日本に住む鮭の仲間は16種類、食卓でもおなじみの魚が多い
ホッチャレ水槽から、いよいよバックヤードへ、作業部屋にあったのは鮫の卵、まるで昆布のようです。ドリルの刃のような構造は流されないためのもの、自然の知恵を感じます。
鮭の稚魚が泳ぐ大きな水槽に餌を撒くとすごい勢い
日本海の沿岸で採れるゆむし、どんな味なのでしょうか、見た目にはホルモンのようにみえます。
北海の海の水面にカレイが顔を出していました。あいさつしたかったのでしょうか?
また、また、ゆむしの水槽、ついつい不思議な姿に目がいってしまいます。冬の小樽水族館での展示でゆっくりみてみたい
ちょうざめの巨大さにはいつもびっくりさせられます。ちょうざめのちょうは、背中のうろこをはがすとちょうちょの形になっていることからきているそうです。