「蔵元の庭で楽しむ炙り物とお燗石遊び」造り酒屋をもっと知る会その146、ゆったり楽しむ贅沢な時間2015年8月29日、小林家の庭が初めて居酒屋になるときいて楽しみ
栗山駅に降りてのんびり歩いて10分ほどで小林酒造へ、空も高くなってきて、風もからっと気持ちが良い、外呑み日和
集合場所の北の錦記念館に到着、記念館10月末までは10時から17時です。
146回の造り酒屋を知る会、小林精志さん、酒林の下からスタート
いろいろ蔵を巡りながら、巨大な洗濯機の前で、熱く語る小林生産。乾燥機付きの洗濯機、今まで以上のお酒が今後うまれてきそうで、とても楽しみ!
いよいよ小林家の庭へ、普段鑑賞する文化財の庭、足許にも注意が必要と、まずは注意事項を確認します。
小林精志さん厳選の今日の焼き物が登場!どれもおいしそう
サバのへしこ(福井県)若狭地方丹後半島のサバを塩漬けのあと糠漬けにして1年から2年の長期熟成
つちくじらのタレ 千葉県南部の安房地方の特産品で槌鯨の赤身肉を血抜きしないためこのような黒色になるそうです
タコの粕漬け(小林酒造オリジナル) 酒粕と味噌をベースにした漬け床にタコの頭を3日間漬けて、日本酒で洗った粕漬け。みるからにおいしそう
やきぼこは神奈川県小田原市の名店鈴廣、ホタルイカの素干しは富山県の名産品、ししゃもの素干しは千歳空港で入手、あたりめは無添加このあたりめはうれしい演出付でした。
お皿にのっけて、うれしいプレート、どれもお酒がすすみそうで大変!
北の錦純米無濾過生原酒 旨みとともにきれいな味、おいしい
七厘に酒の肴がのって、とても楽しみ、エゾシカ肉も登場
お銚子が並び、お燗石での燗準備も佳境に
奥尻の粒雲丹も登場。塩加減が柔らかく、とてもおいしい。奥尻の雲丹すばらしい
お燗石に投入する石を運ぶ小林精志さん、石にもこだわりが、白い玉石を炭火で熱して準備
いよいよお燗石に投入
お湯を投入、一気に湯気が立ち上ります
お銚子入りました
お銚子の中には定番の北の錦本醸造、楽しみ
お燗石と北の錦燗酒なんともうれしい光景
セットしていたCDラジカセから流れてきたのは八代亜紀の舟唄、参加のみなさん小林精志さんの演出で手に炙ったアタリメを持って燗酒をいただきます。風も気持ちよく、すごく楽しい時間が流れました。
蔵元の庭でいただく燗酒とあたりめ、音楽は八代亜紀
おいしい酒に、すばらしい肴とロケーションとともに、すてきな参加者のみなさんで贅沢な時間でした。
さらに登場したのは、高級線香花火、火花がとても美しく見事、昼の線香花火も楽しい
線香花火のあとは冬花火をいただきました。好きなお酒です
参加のみなさんの楽しそうな様子に、小林精志さんも一安心
118年で初めて小林家の庭が居酒屋になりました。楽しい時間はあっというま、10時半からはじまった会はいつのまにか時計をみると15時すぎ
贅沢の極み、お燗をするためのお燗石のお燗酒と禁断の造り酒屋の中庭で七厘を持ち込んでの炙りもの、八代亜紀の舟唄、昼間の線香花火と素晴らしい演出とおいしさで心に残るお酒となりました。いつもながらありがとうございます。