始めから小豆島に向えばよかったのだ。 だって高松に着いても、すごい数の『うどん店』があったのだから。
始めから小豆島に向えばよかったのだ。 だって高松に着いても、すごい数の『うどん店』があったのだから。 しかし、こちらの食文化を体験しなかったら、こうまで興味深く出汁事情を含めて知ろうとすることもなかった。 #小豆島 #讃岐うどん
そうなれば北海道で頂く『いかソーメン』は、厳密に言うと『いか冷や麦』なのかも知れない。 小豆島行きのフェリーの上、気がつくと、そんな余計な心配事まで考えている自分が何だか恐ろしかった。
ここで終わりにするのか、それとも広島へ進むのか。僕は岡山駅で悩みに悩んでいた。 岐路に直面した僕は、瀬戸内海の潮風に背中を押され、特急しおかぜに飛び乗った。 そして途中の丸亀駅で確信する。『そうか!僕はうどんを食べたかったのだ。しかも、ここ香川県だし!』 #特急しおかぜ
酒屋で気の利いた肴と言えば、店で扱っている塩くらいだったのだろう。(当時の塩はミネラル豊富で溶けやすく手間がかかる高級品、特に夏場は好まれた。) こんぴらさんの参道。そんな酒屋風情の名残りが僕は愛おしくてたまらない。 #こんぴらさん
こんな時代背景を押さえながら、あとは枡酒とお塩を各人のスタイルで愉しむ。 そのセンスが『大人の遊び』なんだと思う。 #大人の遊び
さて、お正月からずっとこのような旅をしていると、ふと突然の夕立のような寂しさが込み上げてくる。 『つーか、だったらお前、早く帰れよ!』という話なのだが、そうなればなったで、また寂しいのであった。
すっかり昔話で盛り上がった翌日、その事を本人に伝えたところ、爽やかに否定されていらっしゃった。 いや、そんな筈はないとツーショット写真を見なしてみたら、なるほどやっぱり、お酒のせいだったのかもと思った。
(でも、どこかがなんか似てる!ヨイキゲンは料理と人の持ち味をも引き出すお酒であった。) #酔機嫌