6月末。なおも続くアパートとバイト探し。依然としてサクッとは進まずにいた。 何か、サクッとサラサラ進む作戦はないだろうか。 サラサラ進むと言えばお茶漬け。お茶漬けでも食べて縁起担ぎしようかと考える。
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6月末。なおも続くアパートとバイト探し。依然としてサクッとは進まずにいた。 何か、サクッとサラサラ進む作戦はないだろうか。 サラサラ進むと言えばお茶漬け。お茶漬けでも食べて縁起担ぎしようかと考える。
と言うのも、ここは日本橋。僕は、江戸発祥の両横綱である『にんべん』で本枯かつお節、そして『山本海苔店』で海苔佃煮を買ってみる。 かつお節は、世界一硬いカチカチ発酵食。海苔の佃煮もノリノリの伝統食。 まさに『勝ち勝ち乗り乗り』江戸の縁起担ぎのお茶漬けという訳だった。
僕はお茶漬けをサラサラいわせてから仕事に赴く。(最近そんな妄想ばっかりだ) それから茶漬けのお供にもう一品、日本橋の発酵名物『べったら漬け』を買った。 調べたら『べったら漬け』は、麹がベトベトするから『べったら漬け』らしい。
まぁこの際、サラサラでもベトベトでも何でもいい。『明日は、このお茶漬けでサラサラベトベトうまく運ぶ筈だ。』 今日も一人、自分にそう言い聞かせる僕の心は、すでにドシャ降り寸前なのであった。