江戸のおいしい肴と古酒のおいしい組み合わせ第50回記念の造り酒屋をもっと知る会その50。2005年6月25日
2005年6月25日の造り酒屋をもっと知る会。楽しく、勉強にもなる会でした。
第50回の造り酒屋をもっと知る会は 記念ということでいつもより定員が多い30人で賑やか。
小林精志さんの軽快で身振りをまじえた説明は大変勉強になります。
まずは、大徳寺納豆と元禄期に飲まれていたという造りの甘い日本酒の取り合わせ、大徳寺納豆が塩辛く元禄仕込みの甘さとですぐ、飲んでしましました。
ふぐの卵巣のぬか漬けは先人のの技術のすばらしさに驚かされました。
一緒に飲んだ三河みりんには米焼酎が入っているということですが、辛い物と甘い物の組み合わせが江戸ではポピュラーだったのかもしれません。
杉玉には邪気をはらう、厄よけの力のあることなどを熱く語る精志さん
酒造りと地域や神様は深いつながりのあることが熱い説明でよくわかりました。
函館小田島水産の木樽発酵の塩辛を発酵学者の小泉先生流に石焼きで準備してくれました。これはすごく好きな味
4つめは鮒ずしと古酒の取り合わせでした。
鮒ずしははじめて食べました酸っぱさの残る不思議な味わいでした。
くさやとともに飲む酒として精志さんが用意してくれたのは貴醸酒
お酒で仕込んだ日本酒
濃厚な初めて味わう日本酒の味でした。いろいろと奥深いことを実感しました。
河畔の公園に炭火コンロが用意してありました。準備ご苦労さまです、参加者の中でくさやに詳しいかたがちょうど良いかげんに焼いてくれました。
くさやのあとに小林さんが用意してくれたのは日本酒の発泡酒でした。
勢いが強く前日手を痛めたということで慎重に栓をぬいてくれました。
甘めのお酒ですがくさやに合わすと爽やかに飲めるおいしい酒でした。
〆のお酒は小林酒造の金賞受賞酒を飲みながら解散となりました。
おいしい日本酒でおみやげに買って帰りました。
小林さんの熱心な説明で日本酒についての奥深さに興味がわきました。
参加してよかったとすてきな会でした。これからも続けて行って欲しいと思います。