栗山の小林酒造第139回目の造り酒屋を知る会は「第4回日本全国伝統の肴と北の錦を味わう会」

栗山の小林酒造第139回目の造り酒屋を知る会は「第4回日本全国伝統の肴と北の錦を味わう会」

2013年7月15日 オフ 投稿者: seiji
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2013年6月29日に栗山の小林酒造で開かれた第139回の造り酒屋を知る会に参加しました。今回の会、とても気合いの入った盛りだくさんの内容でとても楽しめました。小林家の庭にある神社にまつられている白い蛇のラベルの北の錦山廃を呑みながらみる、キリガミスト千陽さんのみごとな芸。今回、小林精志さんが用意した肴は一味違いました。
(この記事はパソコンが壊れてしまい、一部残った写真で書いています)1-P2050107
この日最初に登場は蔵で発見された10年酒粕、酒粕は白いものというイメージでしたが、みごとな濃い色、8年粕と比べてもとても濃い。アミノ酸がたっぷり、素晴らしい保存食品。古酒の10年粕を使った田楽味噌づくりから精志さんの講義がはじめりました。
基本の田楽味噌
・味噌7に黒粕4の割合が黄金比率だそうです。
・こげつきやすいので、必ずテフロンのフライパンで調理
・最初にごま油をたっぷり入れてそこへ味噌と黒粕をいれます
・砂糖おおさじ3、みりんおおさじ1の割合で入れてよく混ぜます
・煎り酒を入れながらかきまぜます
・2日間待つととてもおいしく変化
・ねぎやクラッシュしたくるみをまぜるおいしい
・万能の調味料で、お味噌汁に入れるとおいしい、マーボー豆腐やキーマカレーにも合う
・とうふにのせたり、シーチキンとまぜてのせたりいろいろ楽しい
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精志さん自家製の田楽味噌、お酒がすすみます。この日は全国の酒の肴がいろいろ、629年から造られているという日本最初のチーズ飛鳥の蘇は固形にした濃厚なミルクの風味、北斗随想しずくとりにぴったり、さばのへしこ、なんと皮の部分を食べるくるみの味噌漬け、塩昆布、ゆべし、ふぐの糠漬け、ふぐの糠漬けの粕漬けと食べたことのない珍味がいろいろ。
大好評なのが、ごはんとともに登場した自家製酒粕味噌を使った肉みそ
・にんにくを炒め、ねぎ、しょうが、しいたけ、ひき肉を炒め、煎り酒、田楽味噌で炒めると、なんとも香ばしくおいしい肉みそ、これはくせになる味、ごはんとともにお酒がすすむ、絶妙な肴
肉みそごはんに酸味と旨みのバランスのとれたまる田、よくあいます。
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さばのへしこと日本酒の組み合わせ、とてもよくあう
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秋田の不思議、胡桃の味噌漬け
なんと胡桃の固い殻の部分を食べます。中のくるみは漬けている間に溶けてしまいます。
これは不思議な味、ロマンを感じる酒の肴でした。
この日人気の酒の肴は
1位 フグの子粕漬け
2位 さばのへしこ
3位 塩こんぶ
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小林精志さんの力強い紹介でキリガミストの千陽さんが登場です。
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酒の肴というよりも、みごとな芸に見入ってしまいました。      JPEG Image (26388)
すてきな切り紙は子供にも大人気
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この日の知る会、千陽さんの芸とお酒というすてきな取り合わせでした。
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北の錦 あらばしりおいしいお酒
この日、最後に登場した南杜氏、サイクリングの後立ち寄ってくれました。おめでたいことに、この日お誕生日ということで、みんなに祝福されました。
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帰りは記念館によって、お酒を購入、酒粕にお酒、駅前のさわやパン、栗山コロッケと多くの荷物で帰ることになりました。途中、いろいろ栗山の人に親切にされて、感謝となりました。ありがとうございます。
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家に帰ってさっそくお土産の古酒粕で精志さんに教えてもらった田楽味噌つくり。家に帰ってもおいしい造り酒屋を知る会139回
北の錦記念館 北の錦小林酒造のホームページ
栗山町錦3丁目109番地
小林酒造(株) TEL 0123-72-1001
土曜・祝祭日の『北の錦 記念館』へのお問い合せは電話090-8632-6537まで
11月~3月末 10:00~16:00(冬期)
4月~10月末 10:00~17:00(夏期)
年末年始はお休み