演劇デビュー

2021年8月18日水曜日、役者デビューいたしました。この舞台は愛宕劇団(札幌)が数年来続けて上演している「九人の乙女~氷雪の門」というタイトルで、昭和20年敗戦後、ソ連軍のまさかの樺太侵攻によって追い詰められ真岡郵便局で自害した九人の交換手の悲劇を舞台化したものです。わたしは九人の乙女たちの上司の所長役でした。

ポスター

公演一か月前にオファーがあり、お受けするかかなり悩みましたが友人たちの後押しもありお引き受けしました。しかし、台詞が結構な量でしかも、最後のシーンがわたしの叫び声で終わるという重要な役柄でプレッシャーも相当なものでした。この年齢になると記憶力も衰えているので台詞を覚えるために工夫をしました。
本読みを女優の星果歩さんにお手伝いいただき音声を録音し、その後自分の音声をミュートする編集をしてカラオケを作りました。この音源で四六時中練習してようやく本番二日前に完璧に覚えたました。
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ほかの役者さんもゲネプロまでに演技も完璧に板についた感じで、特にモリマンのモリ夫さんははまり役でした。深刻な劇に笑いをもたらす台詞回しはさすがでした。兵士役の大西晃吾さんも名演技でした。東京から参加した女優の羽柴なつみさんも迫力ありました。received_810606349615079
雨の中たくさんの方においでいただきました。この場をお借りしお礼をもうしあげるとともにこの演劇に携われたことに感謝いたします。主宰の中間真永さんありがとうございました。